東日本大震災で被災した旧丸木商店店蔵(南材木町)の復興を記念して、11月2日(土)、旧丸木商店との共催により標記のコンサートを開催しました。ヴァイオリン演奏は、アメリカやヨーロッパ各地の音楽祭への招待参加や仙台フィル等との共演など仙台を拠点に幅広く活躍されている柴生田桂子(しぼうた けいこ)さん、ヴィオラとヴァイオリンの演奏は、チューリッヒ国立音楽大学で国家演奏家資格取得後、スイス各地での演奏活動などを経て、現在、仙台を中心に東北各地でソロ、室内楽、オーケストラでの演奏活動を行っている吉田和久(よしだ かずひさ)さんにお願いしました。
曲目は、「ヴァイオリンとヴィオラの為の二重奏曲」(モーツァルト)、「ユーモレスク」(ドボルザーク)、「パッサカリア」(ヘンデル)、「夕焼小焼」、「ロンドンデリーの歌」など 13曲。地域住民など参加した36名の方々は、華やかな音色のヴァイオリンと深い音色のヴィオラが奏でる美しいハーモニーに聴き入っていました。演奏の合間には、柴生田さんと吉田さんの掛け合いにより、ヴィオラの楽譜がハ音記号という特殊な音符で書かれていることや、弦楽四重奏では第一ヴァイオリン・チェロ・第二ヴァイオリン・ヴィオラの関係によるおもしろい話などが披露され、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
心に染み入るような二重奏に江戸の蔵もうれしそう
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