2018年10月22日月曜日

立町小学校5年生総合学習「西公園遊びひろばをデザインしよう~模型をつくろうパート4~」

20181016日(火)

模型づくりも今日が最後。時間は2時限90分。子どもたちは、まだ手を付けていなかった部分を作り込み、前回作った部分を作り直すなど集中して取り組んでいました。「そこは○○ちゃんやってね」と声を掛け合うなど役割分担もスムーズのようです。やがて、みんなのアイデアがより鮮明に形になって模型に表れてきました。
あるグループでは、いつの間にかきれいな緑(樹木)の迷路が出来上がっていました。この迷路は丘につながっていて、丘に登ると迷路を眺めることができるようになっています。また、広瀬川の上には展望デッキも兼ねた休憩所が立っています。この休憩所、はじめは川の反対側の東西線高架橋の脇に立っていたのですが、「何かを眺めながら休むことができればいいのでは」というアドバイスを受けてこちらに移動してきました。
模型づくりが進んでくると、遊具など細かい部分も作りはじめました。ある子が作っていたベンチは、縮尺1100にしてはかなり大きいようなので三角スケールで確かめさせると長さが3m、奥行き1mもあり、ベッドよりも大きいサイズ。そこで、山形大学のお兄さんたちが作ったベンチを見てもらいました。長さ1.8m、奥行き60㎝程度だったのでこれを参考に作り直すことになりました。
こうして完成まであと一歩のところまで近づいてきました。

1127日には、せんだいメディアテークで開かれるアーキテクツウィーク2018JIA東北支部宮城地域会主催)にて、模型の展示と発表会が予定されています。それまでに休み時間などを使って活動が続けられることになっています。
迷路(左上)、ドッグラン(右中央)、広瀬川上の休憩所(右下)は緑化されている
東西線高架橋は修理のため一旦外されている
広場を楽しく巡る散歩道。連続アーチをくぐり池を渡り、疲れたら丘の上で一休み
ターザンロープ、3✕3バスケコート、丘の東屋など精度の高い出来栄えの山形大学の模型
子どもたちが参考にしたベンチも見える

2018年10月16日火曜日

干支人形絵付けワークショップ

2018109日(火)

 堤町で「つつみのおひなっこや」を営む、堤人形作家の佐藤明彦師匠を講師にお迎えして、来年の干支「イノシシ」の堤人形を描くワークショップ(参加者:大人10名 会場:太白団地内「蕎麦キッチンぶれのわ」)を開催しました。まずは、白い胡粉が塗られている体全体に茶色を塗っていきます。その後は、鼻をピンク、口と耳と鼻の穴を朱、目の全体と牙を白、目の真ん中を黒、眉毛3本を黄というように、塗っては乾かし、塗っては乾かししながら順番に描いていきました。はじめは皆さん静かに筆を運んでいましたが、目を描くあたりから、「目が丸くならない!」「眉毛が左右違う!」などの声があちらこちらから上がりだんだん賑やかになってきました。そのとき、明彦師匠から「一度描いたら直さないように」との声掛けがありました。重ね塗りすると勢いと味わいが失われてしまうそうです。最後は毛並みを描く作業です。黄で一筆一筆描いていくと、勇ましくも可愛らしいイノシシが出来上がりました。

息を止めて絵付けに集中

黄色で毛並みを描く
力作が勢揃い



2018年10月15日月曜日

立町小学校5年生総合学習「西公園遊びひろばをデザインしよう~模型をつくろうパート3~」

2018103日(水)

模型づくりも今日で3回目、かなり模型が形になってきました。子どもたちは、自分たちが考えたイメージにするために、どの材料をどのように使うのか苦心していました。ある子は、花と緑の散歩道の上に緑のアーチを架けようとして、針金をアーチ状に曲げ、その上に糊をつけて緑のスポンジをつけようとしましたがうまくいかず、針金をらせん状にすることで木工ボンドとシーナリーパウダーを使って緑にするというアイデアを生み出していました。また、池と広瀬川をつないでいた橋と小道を撤去して、池の上の橋を川の上まで延長して展望デッキに変化させる、四角形に作っていた迷路を円形に変えるなどして前回のものを改善させる工夫も見受けられました。

 最後の模型づくりは1016日です。


花と緑の散歩道を緑のアーチで囲む 
池の上に架けた橋を伸ばして広瀬川展望デッキにした
円形迷路(左上)や、ひょうたん型の砂場(左中央)など、形が見えてきた遊び広場の模型