2011年11月5日土曜日

11/23,26 第二回堤町まちかど博物館修復WS開催

堤町まちかど博物館修復ワークショップ
震災で壊れた登り窯のれんがをきれいにしよう!

昔むかしの江戸時代からついこのごろまで、堤町ではみんなのくらしに使うほとんどの食器や道具がやきもので作られていて、とてもにぎやかでした。現在、堤町には大正7年に造られた6連の登り窯が残っていましたが、去る3月11日の東日本大震災で、この登り窯の6連のうち3連が壊れてしまいました。
このワークショップは、壊れた登り窯のがれきかられんがを取り出し、きれいにお掃除をして積み直し復興の足掛かりするために行われるもので、7月に続いて実施する2回目の活動です。

◆日時
第1回:平成23年11月23日(水)9:30~11:30(集合:9:00まで)
第2回:平成23年11月26日(土)9:30~11:30(集合:9:00まで)
※雨が降っても行います

◆場所:堤町まちかど博物館内登り窯       
    仙台市青葉区堤町2-11-38 (地図 http://g.co/maps/kuk3e)
    ※駐車場がありませんので公共交通機関をご利用ください。
◆準備するもの:汚れてもよい服装、タオル
◆募集人数:各回小学生以上30名(先着順)
◆申込受付:建築と子供たちネットワーク仙台 
      FAX 022-244-0104
◆申込締切:11月15日(火)

【主催】建築と子供たちネットワーク仙台  
【協力】つつみのおひなっこや、佐大商店
【助成】(財)宮城県建築住宅センター/(財)みやぎ建設総合センター/(社)仙台建設業協会/(社)宮城県建設業協会

こちらからチラシが取り出せます

2011年9月29日木曜日

9/30-10/5 歴史的建造物を『伝える』活動展示会 開催

歴史的建造物を『伝える』活動展示会
+JIAゴールデンキューブ賞応募作品巡回展


東北工大一番町ロビー1階ギャラリー(http://bit.ly/nZTwIm)にて開催します。ぜひお気軽にお立ち寄りください。


【日時】平成23年9月30日(金)ー10月5日(水)
    10:00-20:00(最終日は16:00まで)


この展示は〈建築と子供たちネットワーク仙台+まち遺産ネット仙台+東北工業大学安全安心生活デザイン学科+東北文化学園大学人間環境デザイン学科〉が主催で行います。


【建築と子供たちネットワーク仙台 展示案内】
震災で壊れた登り釜のレンガをきれいにする活動や、旧丸木商店での蔵のファサードをデザインする総合学習。そして1998年〜2011年にかけて行われた、デザイン学習の取り組みなどを紹介しています。





JIAゴールデンキューブ賞応募作品巡回展 展示案内
JIAゴールデンキューブ賞とは、子どもを対象とした建築や都市環境の教育活動を評価し、支援するために設立され、「就学前から18歳までの子どもを対象とした建築やまちづくりの教育活動」を広く公募し、優れたものを表彰するものです。
2010年度に行われたJIAゴールデンキューブ賞の優秀賞3作品、特別賞7作品のほか、
全国から集まった多くの作品の展覧会を行います。
※詳細はこちら⇒http://goldencubejapan.com/

2011年9月27日火曜日

10/2 建築と子供たち日米フォーラムのご案内



2011建築と子供たち日米フォーラム
 歴史的建造物を「伝える」デザインウィーク
 昔の建物にふれ、学び、未来をデザインする力を育もう


建築や都市のデザイン手法を使って子どもたちに創造性を育む教育法「建築と子供たち」の提唱者アン・テーラー博士を迎えて、昔の建物を活かしたデザイン学習をテーマにワークショップとシンポジウムを行います。


日時:平成23年10月2日(日)
   午前 Ⅰ)ワークショップ:10:00−12:00
   午後 Ⅱ)シンポジウム :13:30−17:30
    (午前、午後 どちらかだけの参加も可能です)
会場:東北工業大学一番町ロビー


 Ⅰ)ワークショップ
「Design in Historic Architecture
 パターンを使ってデザインしよう〜奥州街道のまちなみ〜」
◆内容:自然界に見られる“パターン”を使って昔のファサードをデザインします。
◆講師:酒井敦子(デザイン教育ディレクター)
◆定員:30名
◆参加費:無料


Ⅱ) シンポジウム
「歴史的建造物とデザイン教育」
子どものための学際的な建築デザイン教育の理論/哲学/意義、米国や仙台における「建築と子供たち」の取り組みについて講演するとともに、昔の建物と創造的なデザイン教育とのつながりについて会場の皆様とともに話し合います。
◆日時:平成23年10月2日 
◆内容:


1)講演
・稲葉武司(建築と子供たちネットワークジャパン代表幹事)
 「子どもたちに建築を教える理由」
・アン・テーラー(建築と子供たち提唱者、前米国ニューメキシコ大学教授)
 「Linking Architecture & Education
  :学際的な建築・デザイン教育と学習環境デザイン」
・酒井敦子 +レイチェル・スティリー(米国アリゾナ州フラッグスタッフ在住中学2年生)
 「幼児から大人まで、建築、環境、デザイン教育の様々な形」
・細田洋子(建築と子供たちネットワーク仙台)
 「子どもたちが『伝える』仙台奥州街道歴史的建造物」


2)ディスカッション
  ファシリテーター:渋谷セツコ(建築と子供たちネットワーク仙台代表)
◆定員:60名
◆参加費:無料





◆申し込み方法:
下記チラシ2枚目にあるFAX用紙にて送信、もしくは

氏名、所属、連絡先(電話番号)、ワークショップ・シンポジウム・両方のいずれに参加するかを明記の上、下記までメールにて。
rs_yngy_archi*yahoo.co.jp
(*を@に変えて送信ください)






【主催】建築と子供たちネットワーク仙台、教育デザイン会議
【共催】(社)日本建築家協会東北支部/まち遺産ネット仙台/東北工業大学安全安心デザイン学科/東北文化学園大学人間環境デザイン学科
【助成】(財)宮城県建築住宅センター/(財)みやぎ建設総合センター/(社)仙台建設業協会/(社)宮城県建設業協会


【平成23年度(財)宮城県建築住宅センターまちづくり活動支援 助成事業】
【平成23年度】JIA国際交流基金 助成事業】




〜同時開催〜
「歴史的建造物を『伝える』活動展示会+JIAゴールデンキューブ賞応募作品巡回展」
(ゴールデンキューブ賞について詳しくはこちらのHPをご覧ください。http://goldencubejapan.com/)
◆期間:平成23年9月30日(金)〜10月5日(水)
◆会場:東北工業大学一番町ロビー 1階ギャラリー
◆入場:無料


※なお、10月2日(日)開催の建築と子供たち日米フォーラムは、
9月30日(金)〜10月5日(水)の期間、東北工大一番町ロビーで開かれる
歴史的建造物を『伝える』デザインウィーク<建築と子供たちネットワーク仙台+
まち遺産ネット仙台+東北工業大学安全安心生活デザイン学科+東北文化学園大学人間環境デザイン学科主催>の一環として行われるものです。



※10月1日(土)14:00-16:30には、まち遺産ネット仙台主催にて
フォラム2011「記憶を『伝える」ー30 年後に残したいまち遺産:緊急震災特集
が開催されます。詳しくは、まち遺産ネット仙台ブログをご覧ください。






2011年6月30日木曜日

平成23年度の事業計画

2011年3月11日に発生した東日本大震災により、ネットワーク仙台が長く活動してきた仙台奥州街道沿いの歴史的建造物も甚大な被害を受けました。堤町まちかど博物館(仙台市青葉区堤町)では六連の登り窯の三連が倒壊し、旧丸木商店の店蔵は白壁にひび割れが入り一部は崩落しました。

今年度の活動は、こうした歴史的建造物の復興を応援する活動を中心に行います。










1)ワークショップ「土鈴をつくろう」
 ○対象:台原小学校3年生
 ○内容:堤人形職人の手ほどきを受けながら土鈴をつくるワークショップを行います。
 ○期日:平成23年6月7日(火)、7月5日(火)
 ○会場:台原小学校、堤町まちかど博物館


2)ワークショップ 「震災で壊れた登り窯のれんがをきれいにしよう!」
 ○ 内容:東日本大震災により半壊した堤焼の登り窯の復興を目指し、第一段階として崩壊したレンガを清掃し使用可能な状態とするワークショップを実施します。また、7月26日、堤町まちかど博物館に新設した御仲下改所(おすあいどころ・藩制時代の関税所)跡の記念板の除幕式を行います。
 ○期日:平成23年7月26日(火)、7月30日(土)
 ○会場:堤町まちかど博物館


3)ワークショップ「自然のヒミツを見つけよう」
 ○対象:太白マイスクール児童館
 ○内容:太白小の校庭からお気に入りの植物等を見つけ、ルーペを使って観察しながらデザインするワークショップを通して、自然にひそむ機能性や美しさを発見します。
 ○期日:平成23年8月23日(火)
 ○会場:太白マイスクール児童館(太白小内)


4)総合学習「蔵のファサードをデザインしよう」
 ○内容:南材木町小3学年と連携して、東日本大震災で被災した旧丸木商店の復興を目指 し、店蔵(天明元年建築)のファサードをデザインする総合学習を実践します。
 ○期日:平成23年9月(予定)
 ○会場:南材木町小


5)歴史的建造物を『伝える』活動展覧会
  +同時開催「JIAゴールデンキューブ賞応募作品巡回展
○ 内容:東日本大震災で被災した堤焼の登り窯や旧丸木商店店蔵など、仙台奥州街道沿いの歴史的建造物を守る活動や、今なお残る仙台の隠れた名所を再発見する取組みについて、パネル展示します。また、建築やまちづくりの教育活動や教材を表彰する「JIAゴールデンキューブ賞」の応募作品を展示します。
○ 期日:平成23年9月30日(金)~10月5日(水)10:00~17:00
    「JIAゴールデンキューブ賞」展は10月2日から5日まで
○ 会場:東北工業大学一番町ロビー 1階ギャラリー
○ 主催・共催:建築と子供たちネットワーク仙台、教育デザイン会議、
まち遺産ネット仙台、東北工業大学、東北文化学園大学


6)歴史的建造物を『伝える』デザインウイーク 
 ―まち遺産を歩いて、花と杜の散歩マップをつくろう―
○ 内容:近代開発がすすむ一方で、震災をも被った仙台のまち。それでも『まち遺産』を丹念に散策してみると、まだまだ魅力はいっぱい。今回は青葉区まちづくり助成を受けて、市民とともに「花と杜の散歩みち」を再発見してきた活動経過を報じます。身の回りのまち遺産を大切にし、心を豊かにするまちづくりについて話し合います。
○ 期日:平成23年10月1日(土)14:00~17:00
○ 会場:東北工業大学一番町ロビー 1階ギャラリー
○ 主催・共催:まち遺産ネット仙台、建築と子供たちネットワーク仙台、
東北工業大学、東北文化学園大学


7)歴史的建造物を『伝える』デザインウイーク
 -昔の建物にふれ、学び、未来をデザインする力を育もう―
 「建築と子供たち」の提唱者アン・テーラー博士を迎えて、昔の建物を活かしたデザイン学習をテーマに、デザイン体験、講演、ディスカッショなどを行います。


<ワークショップ>
○ 期日:平成23年10月2日(日)10:00~12:00
○ 内容:自然のパターンなどを使って奥州街道の昔の建物をデザインします。
○ 講師:酒井敦子(テーラー博士とともに「建築と子供たち」を実践する米国ニューメキシコ州在住の建築家)
○ 募集人数:30名
<シンポジウム>
○ 期日:平成23年10月2日(日)13:30~17:30
○ 内容:「建築と子供たち」の理念と哲学や、米国や日本各地の「建築と子供たち」の取り組みについての講演と、昔の建物と持続可能な暮らしや創造的教育とのつながりなどについて話し合います。
○ 講師:アン・テーラー博士(建築と子供たち提唱者、前米国ニューメキシコ大学教授)
   稲葉武司(建築と子供たちネットワークジャパン代表幹事)
   酒井敦子
○募集人数:60名
<申し込み方法>
Fax 022-244-0104 9月20日まで先着順
<会場>
東北工業大学一番町ロビー 4階ホール
<主催・共催>
建築と子供たちネットワーク仙台、教育デザイン会議、
まち遺産ネット仙台、東北工業大学、東北文化学園大学




8)ワークショップ「堤人形に絵付けしよう」
○ 内容:堤人形の干支人形に絵付けをする親子参加のワークショップを行います。
○ 期日:平成23年10月29日(土)
○ 会場:堤町まちかど博物館


9)ワークショップ「こけしのお雛様に絵付けしよう」
○ 内容:こけしのお雛様に絵付けをする親子参加のワークショップを行います。
○ 期日:平成24年3月3日(土)
○ 会場:堤町まちかど博物館


10)昔の建物を応援しようエコバッグ製作 
○ 内容:「仙台奥州街道建築たんけんガイドブック デザインで遊ぼう」の表紙デザインを描いたエコバッグを製作します。⇒完成しました

都市景観大賞で優秀賞をいただきました

建築と子供たちネットワーク仙台の17年間の活動が、
平成23年都市景観大賞の「景観教育・普及啓発部門」で優秀賞をいただきました!

*財団法人都市づくりパブリックデザインセンター
「平成23年度都市景観大賞」へのリンク

これも一重にこれまで長年支え、応援していただきましたみなさん
のおかげです。この場を借りてお礼申し上げます。


都市景観大賞(主催:「都市景観の日」実行委員会)は、都市景観に対する市民の関心を高めることを目的に平成3年度に創設されました。部門賞には、「都市景観100選」や「美しいまちなみ賞」などがあり、より良い都市景観づくりに貢献してきた経緯があります。平成23年より、都市景観大賞「景観教育・普及啓発部門」が創設されることを受け、本団体として、これまでの活動をまとめて申請することといたしました。
以下に、提出した書類に記述した「受賞した際のアピールポイント」を紹介します。

【アピールポイント】
「未来のまちを担う子供たちに、よりよい景観まちづくりへの意識の芽を育くみたい。」そんな想いを共有する仲間が集まり、建築や都市の創造的なデザイン手法を使った教育プログラムを作成し、「未来のまちのデザイン」や「歴史的建造物保全・活用ワークショップ」などの活動を続けてきました。17年間の活動の中で子どもたちひとり一人の心に蒔いてきた「まち想いの種」が、やがて芽を出しひろがっていく。そうした活動を大事にして、学校、地域、公共施設や様々な団体と協働しながら、よりよい景観まちづくりの担い手を育てていくことが私たちの願いです。

デザインで遊ぼう〜仙台奥州街道建築たんけん〜

「デザインで遊ぼう 
 仙台奥州街道建築たんけんガイドブック 
 -まち歩きからデザイン学習まで-」発刊

Sendai Historic Route Oshu
Waiking Tour and Design Study







平成22年度、(財)宮城県建築住宅センター、(財)みやぎ建設総合センター、(社)宮城県建設業協会、(社)仙台建設業協会からの助成支援を受けて、「デザインで遊ぼう 仙台奥州街道建築たんけんガイドブック -まち歩きからデザイン学習まで-」の本が完成しました。

この本の目的は大きく二つあります。
ひとつは、昔の建物を楽しみながら見て歩けるマップを作ること、もうひとつは、関連したデザイン学習プログラムを提案することです。本の中身は、マップ編、プログラム編と分けて構成しました。

マップ編では仙台奥州街道のうちでも歴史的建造物が多く残ってる北部と南部を中心に、建造物などの位置がプロットされた地図とそれらの建物のみどころを紹介しています。

プログラム編では、建造物のひみつや工夫を学んだり、デザインをするなど10編のプログラムが絵や写真を用いて楽しく構成されています。特にプログラム編は、これまでの建築と子供たちの活動や手法が生かされたプログラムになっているかと思います。

制作期間の約1年の間、毎週のように打ち合わせをし試行錯誤を重ね今年4月に発行できるまでに至りました。3月11日に発生した東日本大震災で何もかもが変わってしまったように思います。そのような中で、歴史の中で変わらずに残ってきたものには力を感じ、先人達の知恵や美を知ることができます。復興には長い時間が必要かと思いますが、多くの人にこの本を手にとって頂きまちを探検しながら笑顔がこぼれる日が少しでも早く訪れることを願っております。


「仙台奥州街道建築たんけんエコバック」製作
カラー:桑の実色(紫)
カラー:さび朱(茶)


「デザインで遊ぼう 仙台奥州街道建築たんけんガイドブック-まち歩きからデザイン学習まで-」の表紙をあしらったエコバッグを製作しました。

2011年3月5日土曜日

【堤町】こけしのおひなさま絵付け 開催報告

【堤町まちかど博物館ワークショップ】


2011年2月26日
現代の名工、佐藤正廣さんの指導のもと、
堤町を会場にこけしのおひなさまの絵付けワークショップを行いました。
(詳しくは過去の記事をご覧ください)


15名(うち子ども5人)の参加で、
和気あいあいとした雰囲気で、
笑顔があふれる会場になりました。




どんな模様の着物にしようかな?
*ワークショップとは、「うれし楽し ひいな街道めぐり」(主催:粋々まちなかプロジェクト)と連携して実施されたものです。

2011年2月13日日曜日

活動内容

建築と子供たちネットワーク仙台とは?


 建築と子供たちネットワーク仙台は、建築や都市のデザイン手法を用いて、子どもたちの創造力を培い、よりよい人工環境への意識の芽を育むための教育活動を実践するために、建築・デザイン関係の専門家、教師、自治体職員を中心に1993年に結成されたNPOです。活動の内容と手法は、「Architecture and Children」や「City Building Education」などの教育法をベースに独自に改良を加えたものです。


結成当初は、市民センターなどの公共施設やイベント会場での活動が中心でしたが、1997年以降、市内12の小学校において、まちや公園などをデザインする総合学習を実践するようになりました。


はじめは、コミュニティゲストのような形で短期間の授業を行っていましたが、次第に教師の授業パートナーとして一緒に指導計画を作るようになり、半年から2年という長期にわたる学習に関わるようになりました。


「かんきょうにやさしい町づくりー長町副都心計画ー」東長町小学校5年生(2000年)
「南小泉たんけん2002地下鉄東西線プロジェクト」南小泉小学校6学年(2002年)


2003年には、ネットワーク仙台と協働する小学校の教師との連絡協議会「教育デザイン会議」を立ち上げ、意見や情報を交換しながら、それぞれの学校の授業を実践するようになりました。 


こうした学校での教育活動のほかに、仙台を南北に貫く奥州街道沿いの歴史的景観資源の保全と活用の活動を行ってきました。2001年、街道北部の堤町で、仙台の伝統的な焼物「堤焼」の遺構である登り窯を「堤町まちかど博物館」として整備しました。以来、登り窯の修復を行うなど歴史的景観資源を保全する活動を継続するとともに、複数の小学校の総合学習としてまち探検や焼物づくりを実施し、地域文化を学ぶ活動を毎年行っています。また、街道南部の南材木町において、仙台市景観重要建造物「旧丸木商店」の店蔵を保全・活用する活動も行っています。 
「登り窯修復ワークショップ」堤町まちかど博物館(2002年)
「昔の蔵をきれいにしよう!」仙台市景観重要建造物「旧丸木商店」(2010年)


(2011.2.13)

2011年2月12日土曜日

【堤町まちかど博物館ワークショップ】こけしのおひなさまに絵付けしよう

堤町に今も残る6連の登り窯

今年はこけしの座り雛に絵付け


昔むかしの江戸時代からついこのごろまで、堤町ではみんなのくらしに使うほとんどの食器や道具がやきもので作られていて、とてもにぎやかでした。今はふつうのまちになってしまいましたが、1つだけ残されている堤町まちかど博物館の登り窯や堤焼を見ると、昔のくらしをしることができます。
このワークショップでは、現代の名工の佐藤正廣さんの手ほどきを受けながら、こけしのおひなさまに絵付けをしていきます。


  • 日時:平成23年2月26日(土)10:00~12:00(集合:9:50まで)※雨が降っても行います
  • 場所:つつみのおひなっこや体験工房 仙台市青葉区堤町2-10-10
  • 講師:佐藤正廣さん(こけし工人・木地師/平成19年度現代の名工)
  • 参加費:2000円 
  • 準備するもの:汚れてもよい服装、タオル
  • 募集人数:小学生以上20名 下記に2月19日まで先着順
  • 申込受付:つつみのおひなっこや TEL&FAX 022-233-6409
主催:建築と子供たちネットワーク仙台 
協力:つつみのおひなっこや、佐大商店
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同時開催:
「堤人形のおひなさま展」(入場無料)

  • 日時:平成23年2月17日(木)~3月13日(日)午前10時~午後4時
  • 会場:堤町まちかど博物館(仙台市青葉区堤町2-11-38 TEL:022-234-2674)
博物館2階に江戸期から昭和までの堤人形を展示します。


*ワークショップと「堤人形のおひなさま展」は、「うれし楽し ひいな街道めぐり」(主催:粋々まちなかプロジェクト)と連携して実施するもので、期間中は雛めぐりスタンプラリーも行われます。