2018年5月15日~17日
昨年度、六郷小学校や立町小学校とスカイプを通して交流した南フロリダ大学(USF)オーナーズカレッジの大学生20名が、同カレッジ講師の酒井敦子さん(デザインインストラクター)、ベンジャミン・ヤングさん(哲学インストラクター)とともに仙台を訪問し、再び六郷小学校6年生126名と立町小学校5年生31名の子どもたちとデザイン学習の成果や、デザイン練習などで交流しました。また、歓迎のお茶会や堤人形七夕土鈴の絵付けなど日本文化を体験する活動や、旧荒浜小学校震災遺構の見学も行いました。
<ウエルカムティーセレモニー>
5月15日(火)
5月15日(火)
USFオーナーズカレッジ一行が午後仙台に到着。みなさんを歓迎しようと、宿泊先でもある道中庵ユースホステルをお借りしてお茶会を催しました。屏風や茶道具などをしつらえると、道中庵の食堂はすっかりお茶会の会場に変身。
お点前は、煎茶道の教授でもある、ネットワーク仙台の渋谷セツコさん。煎茶と和菓子(ねりきり)、抹茶と干菓子でおもてなししました。
最初は煎茶の「すすり茶」です。小さなお茶碗に玉露の茶葉を入れて、そこに湯を注ぎ、茶椀の蓋を少しずらして、顔を上にむけて飲む作法です。みなさん、初めての体験でうまくすする事ができたでしょうか?
次は、抹茶の点前体験です。2人1組になり、交互に抹茶をたててもらいました。茶杓で抹茶を2つ半すくい、お湯を入れ、左手で茶碗を抑え、右手に茶筅を持ち手首を使って前後にシャカシャカと細かい泡がたつまで動かします。なかなか泡立ちませんが、楽しそうに熱心に取り組んでいました。こんな感じかなというところで、相手の方に飲んでいただきました。「おかわりしたい」という方や「このお茶碗は、どこで買えますか」などの質問がありましたが、日本のお茶がどのように受け取られたのか興味深いです。
抹茶のお点前を初体験 |