2014年3月8日土曜日

<仮設住宅・七郷小・萱場さんの畑の訪問>

「健康体操をやってみよう!」みんなの家で
73日 1組は福田町南1丁目公園仮設住宅の集会施設「みんなの家」、2組は荒井小用地仮設住宅という2つの仮設住宅を訪ねました。子どもたちは、歌を歌ったり、体操をしたり、手遊びを一緒にやったり、シジミを使ったストラップ「福幸がえる」づくりを教えてもらったり、雑草取りのお手伝いをするなど、終始なごやかに交流しながら、仮設住宅の方々が助け合って笑顔で暮らしているようすや、復興にかける想いに触れることができました。



 その後七郷小学校へ。荒井地区にある七郷小は東部道路の少し
七郷小との交流が終わり、
手を振ってお別れ
西側にあります。震災では津波の被害を受けなかったこともあり、震災後は荒浜地区などから2千人を超える方々が避難する大規模避難所になりました。七郷小には東長町小のまちづくり学習(2000年~2001年)などでコラボした亀崎英治先生がいらっしゃいます。かねがね七郷小の全校挙げての震災復興学習についてお聞きしていましたが、今回、七郷小が荒井小用地仮設住宅や萱場さんの畑にも近いことから、両校の6年生がお互いの活動について発表しあう場を設けられないかと亀崎先生を通して七郷小に打診したところ、昼食会場も含めて快く引き受けていただくことになりました。発表では、七郷小からはゴーヤやヘチマで緑のカーテンをつくる取り組みと、七郷の地域の良さを伝える活動について、吉成小からはあいさつ運動やこれから取り組むマガジンづくりについて話しました。お互いに活動はこれからという段階でしたが、他校の6年生の復興学習を知る良い機会になったと思います。帰り際には、緑のカーテンのヘチマで作ったタワシと、ゴーヤの苗をおみやげをいただきました。このゴーヤを持ちかえった何人かが自宅で緑のカーテンを作ることができたそうです。10月はじめには七郷小から、アエルのニコンプラザで開かれた「七郷の良さを伝える写真展」の案内が届き、数名の6年生が見に行ったそうです。その感想の一部を復興応援ブログから紹介します。
「震災の被害を受けた地域とは思えないぐらいきれいで、この力があれば被害を受けた地域がすべて復興することができると思う」「学校の周りの自然、いろいろな方との交流の写真が説明つきで飾ってありました。それを見て七郷小の皆さんの復興への気持ちが伝わってきました。」
場さんの話を熱心にメモする子どもたち
七郷小のあとは、萱場さんの畑に向かいました。仙台白菜はこの時期畑にはありませんでしたが、枝豆、なす、きゅうり、じゃがいも、いんげん、ピーマン、トマトなど今が旬の野菜がいっぱい。トマトを試食させてもらい、そのおいしさに舌鼓を打った子どもたち。「旬のものが一番おいしいんだよ」という萱場さんのお話をかみしめました。

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