2014年3月10日月曜日

<復興に取り組んでいる方々の話を聞こう>


65日 子どもたちに仙台白菜など仙台の伝統野菜のことを知ってもらい、被災した方々を応援するためにどのような活動ができるかを考えてもらう授業が行われました。若林区で農業を営む萱場哲男さんは、仙台白菜や曲がりねぎなど仙台の伝統野菜の栽培と普及に取り組んでいます。萱場さんは、津波の水を被った荒浜地区の畑で、被災後はじめて栽培した野菜が立派に育ち野菜の命の力強さを実感したそうです。そして、昔から仙台で作られてきた野菜をこれからも大事に作り続けていきたいと子どもたちに語りかけました。ネットワーク仙台の渋谷セツコ代表は、旧丸木商店の蔵のファサードをデザインした南材木町小3年生、堤町まちかど博物館の登り窯を修復した吉成小6年生、東六郷小学校に贈る図書箱をデザインした吉成小5年生など、多くの小学生が震災復興のために力を合わせたことを写真で紹介し、みんなも自分たちでどんなことができるか考えてそれを実際にやってほしいと話しました。こうして子どもたちは活動の第一歩を踏み出しました。


「伝統野菜を未来に残したい」と萱場さん
「自分たちができる励まし方を考えてね」

0 件のコメント:

コメントを投稿