2017年11月21日(火)
六郷小学校5年生は、10月から1クラス3グループに分かれて小道と菜園のデザインと模型づくりに取り組んできました。12月5日にはアーキテクツウィーク2017(場所:せんだいメディアテーク)での発表を控えています。今回は、現時点での模型の発表を行い、模型の見直しをしました。4クラス12グループ全員が、模型とプランを描いた模造紙を見せながら発表しました。それぞれのグループで考えた「つながる小道をデザインしよう」のコンセプトは、小道が菜園だけではなく、地域の人、自然、未来、自分自身など様々なものにつながるものとして考えられていました。
たくさんの作品の中から3グループの作品を抜粋して紹介します。
「きずなにつながる道」では、人と人とのつながりや友情を大事にした小道と菜園を考えました。菜園で採れた野菜を調理しながら交流を深めるスペース、池にいるカメを観察しながら会話がはずむ橋などコミュニケーションを図る工夫がたくさんあります。
「自分自身につながる道」では、ベンチやハンモックを設置。座ったり寝たりとリラックスしながら自分自身をみつめる場所になっています。また、釣りをしたり動物と触れ合ったりすることで自分と向き合うことができるように考えられていました。1人でいても落ち着ける場所というのは貴重な場所になりそうです。
「自然豊かな畑につながる道」では、 小道にケンケンパの形の飛び石があり、ケンケンパをして楽しみながら畑に向かうことができます。他にもクローバーの形の畑や葉っぱの形の芝生など菜園に向かいたくなるような工夫がされていました。
発表後、ネットワーク仙台からは、テーマが抽象的なときは具体的に何がしたいのかもう一度考えること、スケールを考えて模型を見直すこと、道と畑に分かれて作業しているのでお互いの連携をはかることなどのアドバイスをしました。また、フェンスの高い位置にハンギングフラワーを設置するように考案したグループには、水やりをするときの工夫を考えてみるとよいとの意見もありました。
自分達で発表をしたことや周りの発表を聞いたことで改めて気づいたこともあったかと思います。その後クラスに戻り模型の見直しを行いました。
12月5日のメディアテークでの発表まで、学校で模型の作業を行い完成させる予定です。
模型や図面を見せながら発表しました |
ケンケンパを楽しみながら畑に行こう |
発表後、模型を見直しました |
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