(公社)日本建築家協会(JIA)東北支部宮城地域会と建築と子供たちネットワーク仙台の共催で、南材木町にある旧丸木商店の店蔵を活用させていただき、まち探検とコンサートを実施しました。
●仙台奥州街道まち探検(15:30〜17:00)
梅雨が明け、すっきりと晴れた夏の日、まち探検にはJIAに所属する建築関係者を中心に14名の大人が参加しました。南材木町を出発し、舟丁、七郷掘周辺と奥州街道沿いを巡りました。街道沿いも町の風情を残す建物は少なくなってしまっていますが、景観重要建造物や辻標、堀の流れなどを眺め、町の成り立ちを想像しながら歩きました。
七郷堀沿いにある仙台駄菓子の石橋屋さんでは、駄菓子の由来、材料なども教えてもらいながら、優しい甘さの駄菓子をいただきました。そしてなんと敷地の奥には駄菓子資料館が。駄菓子の原型を伝えるための模型や、昔の駄菓子屋の鮮やかな絵があり、その伝統文化が大切に引き継がれてきたことを感じさせられました。
町名とその由来が書かれた辻標を観察 |
駄菓子や店の造りの説明をしてくれた石橋屋2代目ご主人 |
●復興記念|夕涼み蔵でコンサート(18:00〜19:00)
街歩きを終え、参加者は丸木さんに戻り一息着きました。夕暮れに近づくにつれ、コンサートのお客さんが続々と集まります。受付では制作した、店蔵をモチーフに描いたスタンプ(直径7.5cm)を初めてお披露目。来場者の皆さんに記念に押してもらいました。
そしていよいよ演奏が始まります。昨年に引き続き、Izumi&Zin(ジャズボーカル&ギター)のお二人です。43人が来場し、店蔵内に美しく響く歌声と演奏を味わいました。
毎年恒例で開催している、東日本大震災被害からの復興をお祝いしてのコンサート。今後も続けて行きたいと思いますので、引き続きの応援よろしくお願いします。
店蔵内での演奏の様子 |
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