2015年12月8日(火)
上杉山通小学校5年生4クラス148名は、総合学習「考えよう未来のまち~上杉公園デザインプロジェクト~」の6回目の学習として、前回までに描いたバブルダイアグラムをもとに模型づくりに取り組みました。
模型は、縮尺1/80の上杉公園の模型土台(スタイロフォーム40mm)の上に作っていきます。この土台は学校の先生たちとネットワーク仙台が夏休み中に製作しておいたもので、全体をシーナリーパウダーで色づけし、その上に花紙で作った樹木を植えてあります。公園の隣には宮城県建築士会まちづくり部会の皆さんが製作した上杉コミュニティセンターも建っています。
今回は1時限目が音楽室、2~3時限目は各教室にわかれての活動となりました。
1時限目、音楽室には土台12セットのほかに、花紙と針金でつくった大小様々な樹木、紙粘土、バルサ、楊枝、色紙、シーナリーパウダー、スチレンのりなどの模型材料が用意されています。
はじめに、グループバブルダイアグラムをもとに作ること、縮尺1/80の人型を縮尺の目安として使うこと、少数意見も大事にすること、いろいろな材料を分け合いながら使うこと、自分で集めてきた材料も使ってよいことなど模型の作り方について説明しました。子どもたちははじめて見る土台と模型材料を前に目を輝かせていました。
説明が終ると土台と各種材料を持って3階と4階の各教室に移動。床の上や机の上に土台や材料を広げてさっそく模型づくりにとりかかりました。
みんなで協力して模型をつくろう |
右上:遊具スペースを仕切る丘 |
まずは模型のパーツづくりから。何ができるのかなとしばらく眺めているとやがて子どもたちのアイデアが形になってあらわれてきました。遊具スペースをスポーツ広場や休憩スペースと分けている土手のようなものは丘で、上に登ると公園を眺められるのだそうです。別のグループでは川と噴水で遊具スペースと他のスペースを分けていました。遊具スペースはどのグループもかなりつくりこんでいておもしろいものがたくさんありました。公園を取り囲むように長いローラーボードすべり台あり、遊具スペースの真ん中に屋上緑化の足湯の建物等々。
遊具スペースとスポーツ広場を区切る川と噴水 |
左端:ローラーボードすべり台 |
中央:屋上緑化された足湯 |
奮闘すること90分、だいぶ公園の姿が見えてきました。でももうしばらく時間がかかりそうです。今後は学校独自で今月中に模型を完成させ、来年1月19日に発表会を行うことになりました。
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