2018年2月5日月曜日

六郷小学校5年生総合学習「つながる小道をデザインしよう~スカイプで南フロリダ大学と交流しよう その2~」 

2018131日(水)
今日は、米国南フロリダ大学のオーナーズカレッジの大学生の皆さんと六郷小5年生がスカイプを通して交流する2回目の活動です。大学生の皆さんはオーナーズカレッジの会議室に、六郷小の子どもたちは視聴覚室に集合。日本時間朝9時、フロリダ時間夕方7時にスタートしたものの、開始早々カメラのトラブルにより、前半は六郷からは映像を送ることができず音声のみの交信になってしまいましたが、後半はipadでつないで映像も送れるようになり、最後まで続けることができました。通訳は、大学側は酒井敦子さん、六郷側はボアー・ネイトさんにお願いしました。はじめは大学生から「I spy」というクイズが出されました。後ろのほうに学生が5人、番号札を持って立っています。すると、司会役の学生が服装や持物の言葉を英語で言い、英語の字幕ボードを見せながら、5人の中からそれに当てはまる人を子どもたちが探し、その人の番号を英語で言っていくというものです。「Hat」「Blue shirt」「Back pack」「Pink jeans」「Red notebook」「Orange」「Water bottle」「Purple umbrella」など、学生はときどき交代しながらクイズに対応した装いと物を持って登場します。子どもたちは最初戸惑っていましたが、すぐに慣れて帽子を被っている人は「Three」、青いシャツの人は「Four」、オレンジを持っている人は「Five」などと言えるようになりました。

  その後3つの遊びが紹介されました。最初は「Nerf basket ball」。テニスボール位の大きさの柔らかいボールを、手で掲げたゴール目掛けて入れるのですが、的が小さいため結構大変そうでした。次は「Long board」。一般的なスケボーより板が長いようで、会議室の奥から画面に向かってサーッ。子どもたちのアンコールに応えて2回目も見事に乗りこなしてくれました。
Long boardを見事に乗りこなした学生(画面右端)にアンコール
最後は、「Duck duckgoose」。鬼役の学生が、輪になって座っている学生の頭を「Duckduck」と言いながらポンポンたたいていくのですが、「goose」と言ってたたかれた人は、すぐに立ち上がって鬼を追いかけなければなりません。鬼をつかまることができればもう一度輪に戻れますが、つかまえられずに、鬼が輪の中に座ってしまえば自分が鬼になるというハンカチ落としのような遊びです。六郷の子どもたちもこの遊びに参加。画面の向こうで鬼役の学生が座っている学生の頭をポンポンしていくと、小学生が頃合いを見計らい「goose」と言うのです。はじめはタイミングを合わせるのが難しかったようですが、だんだんに慣れてきてうまく合うようになりました。
今度は、六郷小からクイズが出されました。「自分たちが育てている作物は、小麦か米かトウモロコシか」これはほとんどの学生が米と答えていました。学生から、「米作りで好きなことは何?」と質問があり、「収穫が一番楽しい」と答えていましたが、「(作っている米は)Long rice or Short rice?」という質問には、長粒米と短粒米の違いがわからないようで、「もち米」と答え、ネイトさんにフォローしてもらいました。ほかに、「毎年1月に力を入れて取り組んでいる活動は、音楽かスキーか書道か(書道が正解)」「六郷小の歴史は、36年か77年か145年か(145年が正解)」というクイズもあり、学生たちは、子どもたちが書初め展に向けて練習に取り組んでいることや、六郷小に長い歴史があることを知ることができたようです。
iPadで映像を送りながらクイズを出しました。中央は通訳のネイトさん 
そして、11月のスカイプ交流のときにも歌った「Take me Home, Country Roads」と校歌の合唱をはさんで、給食に関するクイズです。今度はYes No2択。「給食の献立を決めるのは栄養士の先生である(Yes)」「ひと月に23回同じメニューがある(No)」「牛乳は毎日出る(Yes)」3番目は、第二次世界大戦後、子どもたちの栄養不足を補うために学校で脱脂粉乳が与えられたのが始まりであることをネイトさんに通訳してもらい伝えました。
516日には、大学生の皆さんにも六郷小の給食を味わってもらうことになっているので、参加する学生さんは5月の学校訪問が楽しみになってきたのではないかと思います。


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