2015年1月27日火曜日

蔵で楽しむミニコンサート開催のお知らせ


「蔵deひなまつり」と連携した演奏会を開催します。

演奏:ボーカルとギター「IZUMI&JIN」 ボサノバ、シャンソンほか
     IZUMI&JINは仙台を中心に、宮城、山形で活動しているギターとボーカルのボサノバデュオです
日時:2015年3月1日(日)開場/17:00 開演/17:30~18:30
会場:旧丸木商店 店蔵(仙台市若林区南材木町2)
定員:40名(先着順)
参加費:500円(小学生以上)
申込み:建築と子供たちネットワーク仙台 080-6029-1329(渋谷)

※駐車場がありませんので、公共機関をご利用下さい。(地下鉄河原町駅南1番口から徒歩2分)


IZUMIさんデザインのポスター

2015年1月8日木曜日

「UIA Architecture & Children Golden Cubes Awards 2014 組織部門最優秀賞受賞記念報告会」


2014年12月19日(金)
  
 建築と子供たちネットワーク仙台の「UIA Architecture & Children Golden Cubes Awards 2014 組織部門最優秀賞」受賞を記念して、日本建築家協会(JIA)東北支部の方々が報告会を開催してくださいました。会場のパレス平安には、JIA会員の皆様をはじめ約50名の方々が集まり、東日本大震災で大きく被災した堤町まちかど博物館の登り窯と南材木町の旧丸木商店店蔵を、子どもたちと一緒に復興した活動についての話を熱心に聞いてくださいました。また、UIAダーバン大会での発表風景の動画(JIA東北支部・加藤彰氏撮影)や授賞式での表彰の動画もお見せしました。皆さん、自分のことのように喜んでいただき会場は終始和やかな雰囲気に包まれていました。このような盛大な報告会を催していただいたJIA東北支部の皆様に心より感謝を申し上げたいと思います。

2015年1月5日月曜日

「メディアテークのひみつを知ろう!-探検ワークショップ-」に協力しました


  2014年12月7日(日)
 「デザインウィークinせんだい」は、東北のデザイン団体が集結して2004年から実施しているデザイン啓蒙活動で、毎年さまざまなイベントが行われています。建築と子供たちネットワーク仙台は、このイベントのひとつとして開催された日本建築家協会(JIA)東北支部宮城地域会主催の市民講座「メディアテークのひみつを知ろう!-探検ワークショップ-」(会場:せんだいメディアテーク)に協力しました。
 
 強風が定禅寺通を駆け抜ける寒い日曜日。定員30名の予定に39名の参加をいただき、急遽2班に分かれての探検になりました。
 集合場所は5階スタジオ。探検する上でのお約束として「五感を使って見ること、気に入ったものと気になるものを4つ集めること」などをお伝えし、白いヘルメットを被り、探検ガイドマップ「メディアテークのひみつ 虎の巻」を片手に探検開始です。
 この建物は、柱や梁で造られる普通の建物とは違い、鋼管トラス構造のチューブと呼ばれる13本のシャフトが、鋼板サンドイッチ構造のプレートと呼ばれる薄い床を支えています。チューブは曲がりくねりながらプレートを貫いて上へ上へと伸びています。この構造は、設計者で建築家の伊東豊雄氏が、海の中で海藻がゆらゆらと揺れているイメージをデザインしたもので、建築構造家の佐々木睦朗氏とのコラボで産み出されました。伊東氏のアイデアスケッチはガイドマップの正面に描かれています。
天井を見上げるといろいろな発見が!
まずは1階に移動して、チューブやプレートを眺めながらそのユニークなデザインのひみつにせまりました。これらの13本のチューブのうち4本が地震や風から建物を守っていて、残り9本は上からの重さを支えているのだそうです。よく見るとチューブのなかにエレベーターや階段、火事の時の排煙口もありました。プレートはそのまま天井になっているのですが、現場で苦労して溶接したそうでその跡があちらこちらに見えます。そのほか、目の見えないひとのための“さわる”模型案内板や音声誘導システム、定禅寺通に面して開く大型ガラス壁や、動く大型壁など、発見もたくさんありました。皆さん天井の高い空間を見上げたり、走るように移動したり、興味津々でした。
代わりばんこにさわります・・
 次はチューブ内の階段を上りながら、火事のとき、チューブを造っている鉄のパイプに塗られた塗装が膨らんで、熱に弱い鉄を守るという耐火被覆の仕組みを知りました。
 2階ではたくさんの人が本を読み、パソコンに向かっていますので静かに見学。ここでは、南側の二重になったガラス窓の間に空気を溜めたり排気したりして断熱効果を高めていること、チューブの一つには空調のダクトがあり地下で温度調整された空気が出てくること、屋上にある太陽光採光装置で取り込んだ光をチューブを通して下の階まで届けていることなどを学びました。そして、そっとクローバー型の椅子(デザイン:妹島和世)のすわり心地を代わる代わる確かめたり、事務スペースを壁代わりに仕切った透けるカーテンを触ってみたりしました。

たくさんの工夫を知りました
 6階では、広い空間に柱のようなレールが立っていて、火事の時にはこのレールを伝って幅20mの燃えない布が降りてきて炎や煙を防いでくれることや、火事で照明が消えて真っ暗になっても、床に埋め込まれた誘導サインの光が動いて避難先を教えてくれることも知りました。
花のようにも見える可愛いデザイン
 7階には、緑色のハッパのようなベンチ(デザイン:ロス・ラグローブ)があります。もう一つ、とても個性的だったランダム配置の蛍光灯が、震災後になくなってしまったのは残念でした・・。
 最後は地下の探検です。2班合同でメディアテークのスタッフより説明を受けました。「メディアテークは、建物と地下の構造の揺れ方が違うように設計してあるため、先の震災では、このシステムが地震の揺れを吸収して建物を守りました。」とおっしゃっていました。
 1時間の見学を終えて5階に戻りまとめ作業です。用紙に「気にいったもの、気になるもの」を書き込んでもらいました。今年、何度もワークショップを一緒に行った吉成小学校の子どもたちの参加も多く、皆さんとても上手に仕上げていました。斬新なデザインで心地よい空間が、実はよく考えられ、新しい技術に支えられた建築だということを感じることのできた楽しいワークショップでした。
 
たくさんの気に入ったものや発見したことを発表して頂きました
 ご協力頂いた皆様ありがとうございました。

2014年12月4日木曜日

瀬戸のまち歩き


平成26年11月29日(土)

 名古屋市で開催された「第1回こどもの建築活動発表報告会」のために愛知県を訪れた際、堤町の登り窯活用の参考になればと、ネットワーク仙台のメンバーで、焼物のまち瀬戸市を訪れました。
 名古屋市内中心部から名鉄瀬戸線に乗り約30分で尾張瀬戸駅に到着。ありがたいことに、瀬戸市含め、名古屋市周辺を拠点に活動されている名川敬子さん(子どもの造形絵画教室「アトリエフラワーチャイルド」主宰)と、宮崎喜一さん(ART&LIFE自然学校代表)のお二人に案内していただきました。
 瀬戸の魅力が描かれているマップ「瀬戸散策絵図」を片手に、江戸後期から明治初期の窯元の邸宅を改修した建物「窯垣の小径資料館•ギャラリー」や、市指定有形民俗文化財である「洞本業窯」などを巡りました。
 歩くと、町中に宝物が溢れていました。
 小径資料館•ギャラリーには、ボランティアガイドの方がいて、邸宅の装飾や展示品を見る事ができます。浴室や、トイレも陶器で出来ており、生活用具がまるで美術品という様相。
 散策の途中も、目に触れる塀や、建物、垣根などなど、至るところに焼物が使われていたり、陶版焼物がはめ込まれていたりと、ここが焼物のまちであることを、ひしひしと感じさせられました。


まちの至るところに焼物が埋め込まれています

景観重要建造物の看板も陶器
「洞(ほら)本業窯(ほんぎょうがま)」は、全長14m、最大幅7mの4連の登り窯です。本業窯は、江戸時代後期から使用されている、瀬戸を代表する窯であり、「洞本業窯」は、この窯の上段にあった13連という巨大な本業窯の材料を使い、昭和24年に再構築されたもの。昭和54年まで、水がめ、水鉢などを焼成していたということです。
 現在は堤町と同じように窯には火を入れていませんが、窯に隣接した場所に工房や、資料館があり制作•展示•販売を続けていらっしゃいます。
 登り窯のすぐ横には、若手の方が運営しているかわいらしい「窯横カフェ」があり、若い世代を中心にたくさんの人がお店でゆっくりとした時間を過ごしていました。賑わっていました。その土地で焼かれた美しい器でいただくコーヒーは、格別です。
 帰り道には、愛知県陶磁美術館で開催されていた特別企画展「川喜田半泥子(かわきた•はんでいし)物語−その芸術的生涯—」に寄っていただき、文化•芸術や美しいものに多く触れることのできた旅となりました。
 改めて、名川さん、宮崎さん、ありがとうございました。

市指定有形民俗文化財の洞本業窯

窯横カフェででいただくコーヒー

2014年12月3日水曜日

「第1回こどもの建築活動発表交流会」参加報告


2014年11月29日(土)~30日(日)

名古屋市(会場:名古屋都市センター)で開催された、日本建築家協会東海支部とJIAゴールデンキューブ賞2013/2014実行委員会が主催する標記の交流会において、子どもたちに向けた建築や都市の教育活動を実践している12団体の活動発表があり、ネットワーク仙台も、堤町まちかど博物館の登り窯と南材木町の旧丸木商店店蔵の震災復興プロジェクトについて発表するとともに、UIA大会での授賞式について報告しました。交流会は2日間にわたって行われましたが、29日は“瀬戸もの”の町「尾張瀬戸」のまち歩きをしたため、30日の交流会のみの参加となりました。全ての発表を聞けなかったのは残念でしたが、夏休みの1ヶ月間繰り広げられるまちづくりワークショップ、はさみを使った折り紙建築のワークショップ、つみ木を使ってタワーや建物や巨大なまちを作るプロジェクト、大学生の企画により小学生がまちを探検する学習など、全国各地に多彩な建築と子どもの活動が広がり、しかもこれらの多くの活動が大学生を中心に若い方々によって行われていることに大いに刺激を受けてまいりました。
この交流会にあわせてJIAゴールデンキューブ賞2013/2014の応募作品を掲載した作品集が刊行されました。この作品集では、UIA大会での授賞式のようすや、ネットワーク仙台へのインタビュー記事も掲載されています。

今回の交流会への参加と作品集への掲載につきましては、鈴木賢一先生(名古屋市立大学教授)はじめJIA東海支部やJIAゴールデンキューブ賞2013/2014実行委員会の皆様に大変お世話になりました。この場を借りまして厚く御礼申し上げます。

<発表者/発表団体>
●「伊能忠敬のようなこと」(諫見泰彦・九州産業大学)
JIAゴールデンキューブ賞2013/2014学校部門特別賞
●「日本建築学会子ども教育支援建築会議 楽々建築・楽々都市@神戸
いたい・つくりたい・くらしたい KOBEわたしたちのつくるまち」
(波多野あゆみ・京都大学大学院)
●「建築と子供たちと私」(萬野光雄・日本建築家協会近畿支部京都地域会)
●「758でまえワークショッパーズ」(市井暁・758でまえワークショッパーズ)
JIAゴールデンキューブ賞2013/2014組織部門特別賞
●「自然環境シリアスゲーム『ぽけっとねいちゃ~』~子どもの自然体験活動を補完し、自然への理解を深める学習教材~」(安枝裕司ほか・ひびきのリレーション)
JIAゴールデンキューブ賞2013/2014視聴覚作品部門優秀賞
●「エコガイドを育てる環境学習型エコスクール~校舎を活用した建築教育~」(坪井富士男・豊田市立土橋小学校ほか)
JIAゴールデンキューブ賞2013/2014学校部門優秀賞
●「子どものためのまちづくり・建築学習“だがねランド”」
(近藤あゆみ+堀部篤樹・名古屋都市センター)
●「全国高専デザイン2013創造デザイン部門における子どもワークショップ課題の試み/小学校の授業で建築デザインを学びながら地域の活性化につなげる」
(高増佳子・米子工業高等専門学校)
●「折り紙建築を使った立体造形教室の実践」
(有座まさよ・福津市立中学校)
●「ぼくらは街の探検隊~「まち」から学ぶ渋谷区立上原小学校との10年~」
(村松伸・東京大学生産技術研究所)
●「楽つみ木広場」(萩野雅之・木楽舎つみ木研究所)
JIAゴールデンキューブ賞2013/2014出版物部門優秀賞
●「こどもたちが応援する歴史的建造物の震災復興−地域•小学校等との協働プロジェクト−」
UIA Architecture & Children Golden Cubes Awards組織部門最優秀賞
JIAゴールデンキューブ賞2013/2014組織部門優秀賞
(渋谷セツコ+細田洋子・建築と子供たちネットワーク仙台)