2014年3月4日火曜日

<収穫祭>


子どもたちが作った白菜の味噌汁は格別でした
123日 収穫祭に参加しました。会場の体育館には、仮設住宅の皆さん、萱場さん、明成高校の先生方など大勢の方々がブラスバンドによる「あまちゃん」の演奏で迎えられました。はじめに、学校菜園での白菜の栽培、野菜の断面図やいろは姫の灯ろうづくり、塩釜・野々島と花巻・下ノ畑をつないだ白菜の栽培リレー、仮設住宅の方々との交流などこれまでの学習のようすと感想などの発表がありました。こんなにも活動の広がりがあったのかと改めて驚きました。子どもたちは、学校で採れた白菜、煮干しからとった出し、明成高校から差し入れの味噌を使って作った味噌汁をふるまってくれました。柔らかく甘い白菜と深い香りの味噌のコンビネーションが最高。とっても美味しくいただきました。
幻想的なあかりが灯りました
食事中には女の子たちがダンスを披露。リズムにあわせた軽やかなステップに会場からは手拍子がおきて大いに盛り上がりました。さてお待ちかねの灯ろうの点灯式です。灯ろうはどこにあるのかと不思議に思っていましたが、ステージの緞帳があけられるとそこには66個の灯ろうが並んでいました。暗幕が引かれて真っ暗になった途端、きらきら、ぴかぴか、その美しさにみなさんからため息がもれていました。最後は6年生全員で「花は咲く」の合唱。仮設住宅の方々は涙ぐんでおられました。

12月6日 子どもたちは灯ろうを飾ってもらおうと仮設住宅を訪問しました。収穫祭に来られなかった方々は、はじめてみる灯ろうの絵や詩を見てとても喜んでくれたそうです。そして、下ノ畑と吉成小でできた白菜をプレゼント、一緒にゲームをしたり歌を歌ったりして楽しい時間を過ごすことができました。夜になると灯ろうは、ほのかにまたたきながら温かい光で仮設住宅を包んでいたそうです。

荒井小用地仮設住宅を包む灯ろうの輝き

0 件のコメント:

コメントを投稿