2018年5月27日日曜日

建築と子供たちコラボレーション in 仙台:国際交流プロジェクト with 南フロリダ大学オーナーズカレッジ Architecture and Children Collaboration in Sendai: International Exchange Project with USF Honors College

2018515日~17
昨年度、六郷小学校や立町小学校とスカイプを通して交流した南フロリダ大学(USF)オーナーズカレッジの大学生20名が、同カレッジ講師の酒井敦子さん(デザインインストラクター)、ベンジャミン・ヤングさん(哲学インストラクター)とともに仙台を訪問し、再び六郷小学校6年生126名と立町小学校5年生31名の子どもたちとデザイン学習の成果や、デザイン練習などで交流しました。また、歓迎のお茶会や堤人形七夕土鈴の絵付けなど日本文化を体験する活動や、旧荒浜小学校震災遺構の見学も行いました。
           
<ウエルカムティーセレモニー>
515日(火)
USFオーナーズカレッジ一行が午後仙台に到着。みなさんを歓迎しようと、宿泊先でもある道中庵ユースホステルをお借りしてお茶会を催しました。屏風や茶道具などをしつらえると、道中庵の食堂はすっかりお茶会の会場に変身。
お点前は、煎茶道の教授でもある、ネットワーク仙台の渋谷セツコさん。煎茶と和菓子(ねりきり)、抹茶と干菓子でおもてなししました。
最初は煎茶の「すすり茶」です。小さなお茶碗に玉露の茶葉を入れて、そこに湯を注ぎ、茶椀の蓋を少しずらして、顔を上にむけて飲む作法です。みなさん、初めての体験でうまくすする事ができたでしょうか?

次は、抹茶の点前体験です。21組になり、交互に抹茶をたててもらいました。茶杓で抹茶を2つ半すくい、お湯を入れ、左手で茶碗を抑え、右手に茶筅を持ち手首を使って前後にシャカシャカと細かい泡がたつまで動かします。なかなか泡立ちませんが、楽しそうに熱心に取り組んでいました。こんな感じかなというところで、相手の方に飲んでいただきました。「おかわりしたい」という方や「このお茶碗は、どこで買えますか」などの質問がありましたが、日本のお茶がどのように受け取られたのか興味深いです。

抹茶のお点前を初体験

2018年5月24日木曜日

立町小学校5年生総合学習 「西公園遊具ひろばをデザインしよう」

2018424日(火)
立町小学校5年生31名が、総合学習の中で再整備計画が進む西公園の遊具広場のデザインに挑戦します。今回は、仙台市建設局公園課の担当者が来校し、西公園の遊具広場のデザインをしてほしいと5年生に依頼しました。遊具広場の計画地は西公園の西側の地下鉄の高架を挟んだエリアです。10年程前は西公園に屋外プールがあって賑わっていたという話しも聞けました。高学年や大人も遊べる楽しい遊具広場で、お年寄り、体の不自由な人、赤ちゃんのような様々な人が来ることを想定して考えてほしいとのことでした。
ネットワーク仙台からは、五感をつかって考える、人だけではなくて動物や植物等の別なものになりきって考えるように話しました。
実際に現地に行って気に入ったもの、気になるものをそれぞれ2つ以上見つけてくることになりました。
公園課から遊具広場のデザインを依頼されました

お天気はあいにくの雨模様でしたが傘をさして現地に向かいました。計画地は普段入ることのできない工事現場です。公園課の担当者からは、安全に気をつけることと、入ってはいけない場所などの説明がありました。
現地は砂利敷で奥には樹木が見えます。

度々高架上を地下鉄が通る様子を確認できました。高架下は、仮囲いで覆われ入れないようになっていましたが、計画する広場は仮囲いがなく通り抜けられる状態で考えてよいとのことでした。傘をさしながら一生懸命気に入ったもの、気になるものを探しました。どんな公園にしたいかアイデアも思いつくままに書きました。i-padで写真を撮る予定もありましたが、雨のため後日改めて撮りに行く予定です。
広場の真ん中を地下鉄東西線が通っています
気に入ったものや気になるものを探そう

広場のアイデアを考えよう