2015年10月17日(土)
毎年恒例である、干支の堤人形の絵付けをつつみのおひなっこやさんを会場に開催しました。来年の干支は「さる」。大人7名、子ども2名が参加し、堤人形作家の佐藤吉夫師匠が手ほどきしてくれました。
まずは「さる」の胴体から塗り進めますが、同じ茶でも、濃い茶と薄い茶から好きな方を選びます。胴体から顔、帽子、その上に白や金で柄を書き足すなど、例年に増して塗る手順が多く感じました。会話のなかで吉夫師匠が「今日くらい晴れているからまだ顔料が早く乾いている。これが雨の日では乾くまでもっと時間がかかる。晴れている方が色も鮮やかに出る。」ということを話してくれ、参加者はなるほどーと納得。
筆を握り続けていた子が最後に「集中しすぎて疲れたー」とつぶやいているほど、細やかな作業に集中した1時間半となりました。
真剣になって筆を握ります |
色々な表情のおさるさん |
絵付けが終わった後、登り窯の前で、まちかど博物館が開設された経緯、東日本大震災で壊れてしまった登り窯の再生、窯内の様子などを写真でご紹介しました。参加された方のお一人が台原小学校出身で、小さい頃遊んでいた堤町には、窯や土管があちこちにあったという記憶を教えていただきました。
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