世界遺産ビクトリアの滝は、ゆったりと流れてきたザンベジ川が1.7kmの幅で高さ100mの峡谷に飲みこまれることでできた滝です。滝の水は、まるで大地の裂け目のようにジグザグに折れ曲がった峡谷を通り、カリバ湖(ダム湖)となって周囲を潤し、やがてインド洋へと運ばれます。滝の向かい側に約1.2km(ジンバブエ領)の遊歩道があり、そこにある16のビューポイントから滝が峡谷に落ちる様子をながめることができます。滝は島によって、デビルズキャタラクト、メインフォールズなど6つの滝にわかれています。乾季なので水量は少ないだろうと思っていましたが、予想に反してしばらくの間目の前が真っ白になって滝が見えなくなり、雨のように水しぶきがふりかかってくるほどでした。3月から6月の雨季には上下左右からの水しぶきであたり一面真っ白くなっているだけで全く滝の姿は見えなくなるそうです。
虹がかかる、最初の滝・デビルズキャタラクト |
勢いよく流れ落ちるメインフォールズ |
最後の滝・イースタンキャタラクトと流れが渦巻くボイリングポイントを見る |
滝はジグザグの峡谷を流れていく |
8月10日、ヨハネスブルグから帰国の途へ。UIA大会での発表と栄えある受賞は私たちの活動が世界に認められた証しであると誇りに思います。そして今回のゴールデンキューブ賞受賞の旅が、私たちを南部アフリカの雄大な自然と、そこで逞しく生きる動物たちとの出会いへと導いてくれました。受賞に感謝するとともに、この感動をお世話になった方々や一緒に活動してきた子どもたちに伝えていきたいと思います。
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