2014年 6月3日(火)24日(火)
体育館の開け放たれたドアから涼しい風が吹き抜け、新緑も眩しい一日です。
始めに渋谷代表から、普段使っている油粘土と違い、土粘土が乾燥しやすいことや、昔は小学校の敷地から良い粘土が取れたことを聞きました。それから堤人形工房「つつみのおひなっこや」の佐藤吉夫師匠より、土鈴の中に入れる鈴代わりの土玉を新聞紙の中に入れ、くしゃくしゃと丸めて、それに粘土板の上で叩いて広げた粘土で包んでいくことなど、作り方の説明を受けました。
どんな作品ができるかな |
粘土が粘土板の上にくっついて苦労している子もいましたが、次第に作業にも慣れてきて、例年より30分も早く終了しました。今年は、ほっこりしたシンプルなかたちに、粘土ベラを上手に使って絵を描いたり、漢字で名前を入れたりといったすてきな作品が多く感じられました。
24日は、2週間乾燥させて堤町まちかど博物館の体験窯で焼き上げた土鈴を窯から出す日です。
子どもたちは学校から歩いて堤町まちかど博物館にやって来ました。
始めに3クラスに分かれ、「つつみのおひなっこや」の店にて旧奥州街道の歴史と堤焼について佐藤明彦師匠のお話を聴く班。アーチを作って登り窯の構造を学ぶ班、2階の博物館の瓶や人形の話を聞く班とローテーションでまわりました。それから土鈴の窯出しを手渡しでしました。
堤町の歴史をたくさん学びました |
今年もひとつも割れることなく取り出すことができました。それぞれ個性的な作品になりました。仕上がったものは後日授業で色付けをするそうです。できあがった作品も見てみたいと思いました。
ひとつずつ大切に手渡しします |
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