5月22日より6月12日まで、浜松市からお呼びした築窯家の佐藤時朗(じろう)さんを迎えてれんが積みを行いました。レンガ積みには、奄美大島や山形の陶芸家をはじめとする、のべ111名の方々が参加しました。
1)レンガ積み作業前
2)積む前に、さらに土を削りレンガに磨きをかけました。また、窯には5~6種類ものレンガが使われていたため、形や大きさをそろえて積みやすくするための作業を行いました。
3)5月24日(木)壊れた5房、6房間の縦壁は構造的に大きな力がかかるため、新しい耐火レンガで積みました。
4)レンガの接着モルタルは、削った土と耐火モルタルを練ってつくりました。
5)古いレンガは、水をかけ吸水させます。
6)屋根部分は古いレンガで積みあげました〔写真は5月26日(土)4房目の作業〕
7)レンガが積み終わったら、すぐに型枠を外します。〔写真は5月27日(日)4房目の型枠はずし〕
8)6月7日(木)の様子。壊れた3つのうち、4房目はアーチ積みが終了し入り口部分のレンガも積み終わった状態、5房目はアーチが完成、6房目は型枠が設置されました。
9)6月12日(火)全てのレンガ積みの仕事が終わりました。長いようで短かった作業。休憩中にはたくさん堤町の話を聞くことができました。
これから秋に向けて、いよいよ土壁塗りワークショップが始まります。
また、修復作業に向けて寄付を募っております。
ご協力頂ける方は、事務局へFAX(022-244-1004)にて、ご連絡下さい。
0 件のコメント:
コメントを投稿