2023年10月1日(日)
翌年の干支の堤人形に絵付けをする毎年恒例のわーくしょっぷ。
2024年の干支は<辰(タツ)>。今年は、堤町から青葉区北根に移転新築されたばかりの、つつみのおひなっこやの新店舗を会場に、日本建築家協会東北支部宮城地域会との共催で実施しました。
9名の方々がやる気満々で集まりました。指導は、つつみのおひなっこやの佐藤明彦師匠です。師匠は、白く塗られた人形に、どのような順番でどのように絵付けをするのか、丁寧に教えてくれました。
はじめに、尻尾と雲をのぞいて全面に緑色を塗りました。「あまり色を濃くしないように。薄く塗ったほうがうろこの感じが出てきます」と師匠。次に、あご下からお腹、尻尾を薄緑色に塗ったあと、作業は段々と細かくなり、さらに集中力が必要になってきました。口、耳、鼻の孔、横腹で燃え盛る炎を朱色、2本の角は茶色、長く伸びるひげと、くるくる巻いた眉毛と、宝珠を金色に、という具合です。そして、ガオーと開いた口の中の6本の牙と、宝珠を握る3本の指の爪と、白目を白色に塗りました。最後は、白目の真ん中に黒で丸く目を入れ、辰が乗っている雲を灰色で描き、完成しました。昨年の寅も難しかったのですが、今回はそれを上回る難しさ。終わると皆さんふーっと一息。
おしまいに、全員の作品を並べて記念撮影。勇ましくもあり、可愛らしくもある辰たちが勢ぞろいしました。
「色はここまできちんと塗ってください」と指導する明彦師匠 |
息を止めて長く伸びるひげを描きました |
「2024年は俺たちの年だぞ!ガオー!!」 |
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